【Column】Column 002 〜マイナースポーツの軌跡〜

チャンピオンカップルの野望


岡林大樹・志菜選手
(スピードボール全日本選手権2017 スーパーソロ/シングルス部門1位)

Yukina

Daiki

スピードボールとの出会い

岡林大樹選手は中学卒業間際に何か運動しようと思ったのがきっかけで、たまたま親に教えられたものが山梨にあったスピードボールだった。正直高校受験のストレスもあり、その鬱憤を晴らすのにちょうど良い競技だった。名前の通りスピード感あふれるものだったから。

「これは面白いな・・・」

兄弟がいて、それまではサッカーを一緒にやっていたけど弟の方が目立っていたので他の競技なら…ということも今となってはいい思い出話♪

強力なスマッシュが武器

 

大事なこと、大切な人

兄弟でスピードボールにハマって練習もかなり本格的にするようになり、いつしか弟は最大のライバルになっていた。

岡林大樹選手はこう語っている

「やっぱり兄弟とか身近な存在と一緒に何かするって大事だと思います。練習がすごくできて成長もするし、負けたくないって気持ちが生まれるから」

 

そして、彼は高校生にして世界の舞台で戦う男となった。
現在日本において、岡林の右に出るものはいない。

 

実は身近なのは兄弟だけではなく、今の奥様のゆきなさんの存在も大きい。
大学からお互いの仲を深め、ゆきなさんもスピードボールを始めた。
練習熱心で、彼のスパルタもあり実力がメキメキとついていった。

そしてついにその時が訪れた。

 

彼女も日本チャンピオンとなったのだ!

 

ん・・・待てよ。

夫婦揃って日本チャンピオン⁉️

そんなスポーツは世界を探してもないんじゃないか。。。正直すごい!すごすぎる〜!!!( ˃ ˄ ˂̥̥ )

 

スピードボールってどんなスポーツ?

元々エジプトで生まれたスポーツで、ポールに結びつけたゴム製のボールをラケットで打ちあうスポーツです。
ポールの周りをボールがぐるぐる回るので、色んな角度をつけて打ったりスピードをつけて打つことで相手が取りづらくなります。結構頭を使うスポーツですね♪
ちなみに世界トップクラスの選手のボールになると、時速160kmほどのスピードが出るのでエキサイティングな競技でもあります!

 


ちなみに今なら二人から直接練習を教えてもらえる機会があります!

こんな機会滅多にないので新しいこと始めようとしている方は是非♪


 

現状の課題

 

<道具のこと>
元々エジプトで生まれたスポーツで、まだまだ競技人口がそこまで多くなく道具を揃えるのも一苦労。。。

競技用のポールなどを揃えるとなると、海外から輸入しなくてはならないなど課題は多い。ボールを打ったときの衝撃に耐えられるように40kgほどの土台とポールを使用している。(正直結構重い。女性一人では運べないレベル

<場所のこと>
道具を置いてある場所も実はまだ少ない。今後はニーズを増やし、拠点となる場所づくりを進めていきたいと考えている

ちなみに一般的なバスケットコートの半面ほどあれば競技ができるため、現状借りているスペースの半分は、他のスポーツイベントなどとのコラボは実現の可能性もありそう(応相談)

<世界への挑戦>
「日本代表も夢ではない⁉」のがマイナースポーツの魅力の一つ。日本の選手もだいぶレベルが上がってきてはいますが、エジプト人のスピードボールのレベルが神がかっていて、そのレベルで戦っていくためにはもっと練習などを充実させる環境を作る必要があると、夫婦口を揃えて語ってくれました

 

今後の展望

 

ゆきなさんは以下のように語ってくれました。

「もっとスピードボールのことを知ってもらって、みんなに楽しんでもらいたいと思います。ROUND1のスポッチャとかにあったら絶対ハマる人がいると思う!」

現在は「スピードボールを町田のスポーツに!」を合言葉に、東京都町田市においてスピードボールを広げる活動を始め、競技紹介やイベント参加に向け動いています。3月には小山市民センターまつりと町田市生涯学習センターまつりでイベントを開催し、町田市内での拠点づくりを目指されています。

また、ほかのマイナースポーツ(ベンチャースポーツ)の方とも意見交換や交流を深めていきたいとのことです!

 

▶︎スピードボールのことならyukinaに聞いてみよう〜✨

岡林志菜
公式Twitter

スポーツの絆って良いですね!

練習も本気です

 

今後の発展が期待されますね!夫婦の力ってすごいです!
みんなでスピードボールを体験しましょう♪

結構ハマっちゃうかも(*´∀`*)